Rooikat(ルーイカット/ローイカット)105は、南アフリカの装輪式戦闘偵察車の改修型プロトタイプで、1994年に戦車駆逐車として輸出向けに特別に開発されました。主な違いは、近代化された兵装です。強力な高威力の52口径105mm低反動ライフル砲GT7へ換装し、高度なFCS(Fire Control System:射撃統制システム)と熱線映像装置を搭載しました。砲弾には、約300mmの装甲貫通能力を持つAPFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)を含むHEATFS(翼安定式対戦車榴弾)とHESH(粘着榴弾)を積んでいます。さらに、同軸に7.62mm機関銃と81mm四連発発煙弾発射機2基も装備しています。